しにたがり

私の好きな人は生きることに不熱心過ぎる。
それを見続ける身に成って欲しい。
私もと。
自暴自棄に思い詰めたくなる。

でも私は生きて彼女の分もしあわせにならねばと決めたから。
生きるしかない。
なのに負担ばかり増やそうと
息が詰まる。

少し
疲れました。


なんとなくね。
分かっているのかもしれない。
笑顔の中に隠れたどす黒い感情や
言えない過去
何故だか思い出せない時期のある記憶

そんなものを持って笑ってるコに惹かれてることに。
笑えるけど無理して生きてる。
そんなコばっかり。

分かってるんだ。
幸せに成りたいのに幸せのかたちすらわからない
幸せの形に異様な執着で当て嵌まらない自分を嘆くこと
そうやってふしあわせな自分を探してるひとがきっと好きなの。

きっとこの先も負担は増えるんだろうし
そのたびに人を思って私は泣くんだ。
どうにもならなかった事を悔いては無力さに打ちのめされて落ち込むんだろう。

もっと自分に優しくしてあげなよ。
それだけでいいのに。
完璧であることを望んでなんかいない。
ただ生きてて欲しいだけなんです。

自殺がいけないだとかそんなじゃなくて何から逃げても良いから嫌いな自分から逃げないで欲しいの。
いやでいやで仕方ないんだろうけど自分をしあわせにしてから死んだら良い。
今しあわせだから死にますなら納得出来る。

暗い自分の感情の吐露が出来ずに嫌気が差して死にに行くなんてつらいでしょう。
しあわせに成ってて言うのはそう言うことだよ？

吐き出したかったら幾らでも聴くのに。
吐き出すのが恥ずかしいからって言い逃げしてくなんて許さない。
そんなのいや。

ありがとうなんて捨て台詞なんか要らない。
そう言うなら生きてしあわせに成ってよ。