メタモと思い出と

あまりこう言った話を書くのは好きじゃないんですが懐かしい方を見掛けてしまったので細々と書き留めても良いのかなと思って。
私がロリータになったのはメタモで洋服と恋に堕ちたのが最初で。
その前は全身黒い人でした。

その後つかず離れずメタモは一番お世話になってるのです。
今はすっかり加藤さんの方なので結局メタモじゃなく加藤さんの服が好きなんだなぁとしみじみ思っていますが（笑）

メタモが他にも凄く良かったのは歴代の店員さんも皆さんとても良い方が多かった事。
私は殆どの期間メタモ原宿路面店でお世話になってました。
後半路面店が無くなり新宿マルイに顧客情報を移動後段々と足が遠のいていったのはおそらくメタモ自体の系統が変わったからです。

それは店員さんもお客様層も両方変わっていったのだと思います。
それは悪い事でもなんでもなくただそう言う時は必ず有るのだろうなぁと感じます。
だから変わっていくメタモに置いてかれたのは私であり私の感性なのでしょう。
欲しいものが有ればそれを買う。それだけです。
ブランド名にはこだわってないのです。

そこでさらりと独立をした加藤さんは本当に凄いしやっぱり加藤さんの服が好きで着て嬉しくなる服だなぁと言うのが今一番私にとっては幸せなんです。
多分メタモって言う名前の服じゃなくて加藤さんの服が好きなんだとしみじみ感じました（笑）

そして店員さんの話に戻り。
加藤さん自身販売経験が有り凄く販売に対しての考え方がシビア。
シビアでそして何が大事なのかを凄く考えているしそれをきっと店員さんにも良く言っていたんだろうなぁと話をしてて感じます。
だからこそなのかメタモは本当に良い店員さんが多かったです。
何人か凄くお世話になっていて印象深い店員さんが一番多いのが原宿路面店でした。
顔を覚えられていなくても懇切丁寧
顔を覚えられてたら朗らかに丁寧に。
本当に良くして貰ったなぁと。
今思えば気持ちの良いお買い物をさせてくれる方が多かったように思います。

販売をしてると顧客の取り合いや売上伸ばしに必死にならないといけなかったり。
勿論それは大事です。
企業は伸びなければいけないので。
でもそれは押し売りすれば良いと言うのは違うし
販売員さん達が仲たがいする程争ったりする雰囲気では結局常連さんは付きにくく販売は促進悪化。
いちげんさんの取り合いでお客さんも気持ち良く買い物が出来ない。
んな店もう来ないよなー。
と言う悪循環を招きます。

決して安いものじゃないから丁寧にするのが当たり前。
では無く単純に真摯に洋服が好きでひとりひとりを大切に素直に接してくれてる方が多かったと思います。
だから迷えばゆっくり相談に乗ってくれるし。
挙げ句仲良くなると関係の無い話を沢山なんでかしてました（笑）

他のお客さんとも俵屋で接してると同じ意見の方が多く似たような事を耳にします（笑）
でもそれって凄い話。
店員さんもお客さんもひとりひとりに行き届くってのはなかなか無い。
企業がそうさせてくれない所も有るから。

そしてだんだん店員さんが好きなのかお店が好きなのか服が好きなのかも分からなくなり（笑）
不思議と何かが好きと言う気持ちでお店に足を運ぶようになるのです。
結局服と店員さんの入れ替えの早さで段々とメタモからは足が遠くなりました。

そしたら今は俵屋さんで同じことして（笑）
今度は店員さんなのかお客さんなのかも曖昧なままきゃっきゃっうふふと服を楽しんで（笑）
加藤さん御本人はうちは接客あんまりしないからセルフで着てねー。だし（笑）
寄り過ぎずほどほどの距離で接してもらえるのは楽だなと思います。

メタモも俵屋も決して安い服ではありません。
高いかと言われればそうでも無いと思いますが。
ただ迷う値段なのは確か。
なのになんでそんな服を着るのかと言えば服が可愛いから好きでお買い物を楽しくさせて貰えるからな訳です。

他の服屋さんは何処に行っても似た物ばかりで…。
なんだかな。
それじゃ別に通販で安いもの探して買えば良いし
わざわざ店舗で買う理由が無い。
まさにいちげんさんか買わないかの瀬戸際（笑）

そこの差は何かと言えば接客であり商品の欲しさが違うんでしょうね…。
勿論そのお店にあった売り方が有ると思います。
正直嫌いなお店の大半は服が良くても店員さんに引いて行かない事もしばしば。
あれはなんとかならないものなのかな。

無人（ネット）と比べられちゃう接客ならいっそ店舗の意味は無いんだよー。
と思います。
買い物は楽しくないとね。