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主婦だったりバンギャだったり。
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骨折したのは昨年なので今はもう落ち着いています。
何故今回これを書こうとしているのかと言うと、実はこの件が無かったら子供の事はもっと遅くなっていたような気がするからです。
と言うか私が産む踏ん切りもついてなかったと思うのです。

理由は幾つかあり、まずは2年前の開腹手術からの私の快復の遅さ。
思っていたよりずっと腹部の傷は痛みは続くし少し動けば高熱が出るので、前の日記にも書いたようこれで万が一子供が居てつきっきりの世話をしなきゃいけない事が信じられない!
自分で手一杯で世話なんかしてられるか!!
と思う程30歳での手術って色んなものを削られる事でした。

問題はこの時期は私がほぼメインで家事を行っていたこと。
最初の1週間程は義理の母が来てくれて掃除、洗濯、食事すべてお願いしていました。
長くは居られないとの事だったのもあり迷惑をあまりかけたくも無いと言う気持ちも有った為、それで帰って貰ったのですが…。
その後の家事を私が殆ど行えない。
食事の買い出しに夫と2人で行って高熱を出す。
そんな状態の繰り返しでした。
ただ、体調が万全では無いとは言え毎日うちに居るので夫としてはせめてこの程度の家事はやって欲しい。
と言う気持ちが強くこの時期に度々揉めています。


うちの人とっても丈夫でそれはとってもありがたい事なんですが、入院や手術がどんな事なのか全く分かっていなかったんです。
自分の身にふりかかるまでは。

骨折の原因は自転車で帰宅中に歩道の溝にはまり前に飛ばされ利き手を付いてばっきりと。
近くの整骨院に行くもこれ折れてるよ!
と言われ救急病院を探して貰っている所に私が帰宅してそのまま車で向かう事に。
が、伺った病院が緊急手術で夜間回診何時になるか不明と言われ待つものの痛がってるし複数待ってる人が居るので何時になるか全く分からない状況。
改めて救急に連絡をして別の病院を探し、今なら比較的すぐ入れますーと言われそちらで改めて応急処置をして貰いました。

その後1週間以内に何処かできちんとした手術をしないと癒着できちんとつかなくなりますよと言われ診察券の有る病院への紹介状を貰いその日は痛み止めを頂き帰宅しました。
ただ2日後に改めてその病院に行った所、GWに被っていたために麻酔科医の都合がつかないと病院に断られてしまったんです。
今度は手術する病院探しで複数病院を当たる羽目に。
若干遠いとは言えなんとかリハビリから全て専門で行ってくれる所での手術が決まり週末に手術をねじ込んで貰いました。

骨折したのは月曜で手術は金曜から1泊の為、間の期間は自宅で大人しくしているよう言われ痛み止めのみ処方されてました。
痛いし動かすと応急処置の箇所がずれるのでと仕事も休み。
かと言って何も出来る状況ではない。
とにかく腕が痛いから。
彼からすると、この辺りが相当な衝撃だったようです。

その後週末手術をし、今度はギプス生活に突入。
2ヶ月位取り外し可能なタイプのギプスを使っていましたが常に腕を固定せざる得ない状況。
かと言って痛みもかなり有りでぐったりしているし食事もままならず。
暫くはスプーンで食べられる食事の用意をしたり、サラダも生春巻きで巻いて出して食べ易さを重視した食事を出していました。

ギプスが取れたら取れたで、腕が動かないのでリハビリ開始。
利き手だったので相当苦労していたようです。
手術から約1年が経ち、リハビリも順調で骨もしっかりついたようなので骨折箇所のプレートを外す手術をしてほぼ終了でした。
傷は未だにくっきり残っています。

その手術をしてつくづく私の手術が自分が思っていたよりずっと大変で快復に時間が掛かるのも仕方がなかった事を思い知ったそうです。
骨折れただけの自分ですら腕が動かないしとにかく痛かったしこんなに苦労してるのに。
開腹して一部の臓器を摘出してるんだから大変だったんだろうなーと身をもって知ったそうです。

それもあり今回の妊娠で12週後半〜15週の頭までのつわりでほぼ何も出来ない事を責められる事は有りませんでした。
むしろいろんな事を率先してやってくれていて、買い出しも1人で行ってくれたりお風呂掃除から何から何までやってくれています。

優先順位で、洗濯と食事の用意だけはして欲しいと希望は言われているもののなかなか洗濯が出来なくても特に文句も有りません。
食事も用意出来ないと予め連絡をしてあればなにかしら対策もしてくれています。
それが無かったら妊娠自体を少し後悔していたかもしれません。
つわり酷くないとは分かっているものの、薬を処方される事もなく過ぎ去る事を待つだけなのは決して楽では有りませんから。

本人曰く、私の手術の前はあまり家事に熱心では無かった事が手術後責めた原因で、
何度か話し合いの末私の仕事が落ち着いてからきちんと家事をこなすようになったから!
今は自分も頑張って家事をやろうと思った。
と言っています。
多分それも事実なんだと思います。
確かに私は掃除が苦手で熱心では無い為気になっていたのは確かだと思います。

でもうちの人は骨折した事で医療機関の威力はどの程度なのかを自覚したとも言っています。
痛みに関しては全然フォローもなにもあったもんじゃないと言うのを自分でも体験したので。
なので骨折したのは大変だったけど本人としては考えを改めるいい機会だったようでした。

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