服と言う恋人のこと

先日小耳に挟んだので確認しに行ってきたら本当でした。
デザイナー崇拝は一切してないけど彼女の作った服を愛して止まないのも確かなのだ。
黒い服しか着なかった私に色とりどりの極彩色をプレゼントしてくれたのは彼女の立ち上げたメゾンで在り、彼女の作った服なのだから。
好きに決まってる。
本人が書いてた様に嗜好品でしか無いので、全てに対して良し。
とはしない。
好き。
と思ったものだけをお買い上げるだけ。
飽くまで消費者と言う目線で先を楽しみにみようかなと。
特別だけど形を変えただけじゃ揺らがない。
その信念を感じたし受け止めた。
だから楽しみに何が生まれるのかを待ってる。

浮気性なので他のメゾンの服も大好きだし。
えみきゅの理性の破壊力ったら無いよほんと。
えみきゅなんて昔は見向きもしなかったのよ。
年月って感覚を変えていく。

メゾン批判もしません。
彼女が抜けてしまった今のメゾンでも可愛いのいっぱい出てると思うよ。
ただ今の私の嗜好とは違っているものが増えて目に入らないだけで。
細かい注文もちょこちょこ有るけれど。
レジメンは楽しみにしてるしな。
欲しいと思えば簡単に飛び付く消費者です。

でも
少し
泪が出た。
おかしいな。

新しいメゾン楽しみにしてます。

少し前に辞めていった店員さん（初期からずっと居た方だった）が辞める時に残した言葉が凄く印象的でした。
「この年に成って、
色々考えてたけど感覚も変わってきて
赦せない。
そう思ってた格好も良いかなと思えるようになってきた。
全然違う方向も有るのかなと思ったんです。」
そんな感じのことを呟いて今日で辞めるんだーって言って笑顔で消えてった。
凄く好きな店員さんのひとりでね。
大好きだったの。
夏服ばっか買いに行ってたから
冬場に成ると全然買い物しないのに新作出ると気に成ってしまって路面に遊びに行くとニコニコ話してくれてすごく好きだった。
良い人だったな。
長く居た店員さんは皆覚えてる。
店員さんは覚えて無くても覚えてる。
皆それぞれ優しくて可愛くって親切だった。
良いお店だと思うな。

私は未だに気持ちはレースを求めてるのでこの世界にどっぷり浸かってる。
それで大好きなメゾンに出会えて幸せだなって思います。
嗜好品に一喜一憂してるのが幸せだなって感じます。

http://ameblo.jp/katokuniko/day-20100303.html
好きな人の素敵なお言葉なのでこっそり拝借。
勝手に貼って御免なさい。